省エネハイク(氏家〜羽黒山)(2006年12月)

年月日:    2006.12.10

行程: 自宅発(09:55)〜羽黒山神社着(12:25)〜下山開始(12:50)〜自宅着(15:20)

日曜日は午後から晴れるとのことなので、近場の羽黒山まで歩いて往復してみようと考えた。羽黒山は地域の信仰のシンボルであり、昔は氏家からも歩いて詣でたらしい(今もやっている人がいるのかもしれない。)。さくら市は栃木県で最も多くの山を見渡せる場所であるため、ただ歩くだけでも山歩き並みの爽快感がある。今回歩いて気に入れば、冬場の暇つぶし兼運動不足解消の有望コースとなる。ガソリンを一切消費しないというのも良い。

朝寝坊したら予想外の良い天気にびっくり。しかし、県北の山沿いでは降雪しているようであるし、前日の雨で山が湿っているので、山歩きにはいまひとつ。予定通り羽黒山を目指す。途中でデジカメを玄関に置き忘れてきたことに気づくが、写真撮りが目的ではないので歩行続行。国道293号を鹿沼方面に向かい、東北新幹線と交差する西川原で右折・北進。この辺りで早くも足裏が痛くなり始め、先が思いやられる。舗装道路歩きはどうも苦手だ。というより、安物の登山靴を履いて歩いたことが間違いだった。

西川原で右折後は道なりに進み西組で左折すれば良いのだが、少し遠回りになるので適当に農道を歩いて羽黒山山麓の今里に抜けた。田原街道を北上して東北自動車道を潜り抜けると羽黒山参道入り口がある。

羽黒山参道を歩くのは初めて。予想外の広さと石畳に驚く。石が湿っていて滑るので下りは要注意である。山頂直下で舗装車道と交差すると、カラッソ坂を一気に登って駐車場に至り、石段を登って羽黒山神社着。羽黒山に来たのは10年振りのことで、だいぶ様変わりしたように感じた。

羽黒山で日向ぼっこしながらの昼食を楽しみにしてきたのに、空はどんよりと曇ってしまった。日光に照らされている遠くの田園風景を眺めながら弁当を食べて下山開始。林の中が暗くなり、バラバラ音がする。降水確率0%だったはずなのに雨が振り出した。頭上に黒雲が立ち込めて嫌な雰囲気であったが、幸いなことに通り雨であった。

帰りは上平橋を渡って押上経由で帰ろうと考えていたのであるが、方向音痴の女房に迎えを要請することも想定して、判りやすそうな往路を忠実に戻ることにした。歩幅を小さくとれば足裏への負荷が少なくて済むようで、なんとか歩き通すことができた。

所要時間は6時間未満で、自分にとって最適。うっとうしいバカ犬も少なく、総じて快適なコースと言える。今度やる時はジョギングシューズを履いていこう。

山野・史跡探訪の備忘録