観音寺・寺山公園

年月日: 2009年1月2日(火)

行程: 観音寺から山頂祠まで往復

今年も昨年ほどではないが寒波に見舞われ、大晦日から新年3日まで連日雪が降った。元旦は栃木に先に帰る女房と娘を猪苗代駅に送るついでに土津(はにつ)神社に初詣に行っただけ。2日は運動不足解消に猪苗代湖まで往復しようとして家を出たのだが、向かい風で雪が吹き付けるので踵を返し観音寺川に沿って山に向った。川桁地区の3つの神社に詣でるついでに積雪した寺山公園に登ってみる。今年田舎に帰るにあたり新しい長靴を買ったので使ってみたかったというのも理由のひとつだ。

積雪期に地元の人間で寺山公園に登る人なんていないし、自身も初めての経験である。当然ながらトレースはない。積雪は吹き溜まりで50cmといったところか。川桁断層の末端で急傾斜であるけれども、子供の頃しょっちゅう遊んだ場所で熟知しており不安無し。順調に登って中腹の東屋到着。折りしも晴れ間が覗いて猪苗代盆地を見渡すことができた。


東屋から上はしばらく細かいピッチの石段の区間が幾つか連なっている。雪に被われて石段が見えないので、ピッチを予想して雪を踏み締めていく。石段の急登区間が過ぎると抉れた山道が雪で深く埋まっているので、道の傍らを歩いていった。新雪が付着した樹林に陽が当たって美しい。雪の深山に居るかの様。


山頂の祠の周囲にあるアカマツは新雪でモンスターの如し。


山野・史跡探訪の備忘録