大川林道ちょこっと

年月日: 2010年3月20日(土)

行程: 屋外開閉所近くの広場出発(7:19)〜911mポイントの1km手前で折り返し〜帰着(11:40)

木曜日の段階では3連休はあまり天気が良くなさそうな予報であったので特に予定を立てず、金曜日はデジカメを持たずに出勤しそのまま栃木に戻った。ところが土曜日はそこそこ天気がよさそうとのこと。雪の締まり具合を確認に深山湖周辺にでかけてみた。山歩きするかどうかは雪の締り具合次第。

東電の施設(屋外開閉所)から先は3月末まで通行止め。橋手前の広場に車を停めて歩いていく。先行者は渓流釣りが目的と思われる那須ナンバーの車の持ち主のみ。 発電所までの舗装路の雪は完全に消えている。

大川林道はほぼ全ての区間で雪が残っている。つららがあるので今朝も一応氷点下まで気温が下がったようであるが、沢が南東を向いていて日照時間が長いため雪に締りがない。ツボ足歩行に疲れてしまったのでアルミワカンを装着。大川は釣りになるポイントがほとんどない川で、かろうじて魚が留まれそうな渓相になるのはコブキ沢・形部沢の合流点よりもさらに先である。811mポイントと911mポイントの中間辺りで戻ってくる釣り客に出遇った。

林道奥に行けば標高が上がり雪に締りが出てくるであろうとの期待に反し、日当たり良すぎてズボズボ。ワカン履いても15cm位沈み込む。


山肌も尾根上もズボズボであることは確実。思いつきででかけたので偏光グラスも汗拭きタオルも忘れ、地形図・高度計・磁石・デジカメは全て川崎に置いたまま。モチベーションが上がらないので、最低限目標にしていた地点まで行かないうちに反転。行きで既にたっぷり疲労したので帰りの歩きがつらいこと。フキノトウを少々収穫できたのが救いだな。驚いたことに、釣り客は真っ直ぐ戻らずにコブキ沢・形部沢に向かっていた。遡行する分腐った雪面歩きをしなくて済むとはいえ、ツボ足で歩いているのだからタフなお方だ。

大川林道の雪が消えるまであと2週間はかかるだろう。

帰りに深山園地にて


山野・史跡探訪の備忘録