御嶽駅〜惣岳山〜高水山〜上成木〜棒ノ折山〜小沢峠〜軍畑駅

年月日: 2013年1月13日(日)

行程: 御嶽駅出発(06:56)〜惣岳山(08:17)〜(岩茸石山を巻く)〜高水山(09:03)〜表参道を下って上成木に下山(時刻不明)〜林道・常盤線(標高560mまで)〜植林地斜面を登って埼玉県境の760m級ピーク(11:00)〜黒山(11:26)〜棒ノ折山(11:41)〜小沢峠(13:16)〜軍畑駅(14:38)

移動手段に電車を利用して青梅で2013年の初歩き。植林だらけの東京都の山なんか二度と行くものかと思っていたのだけれども、現住所から車を運転せずに簡単に行けるという点では奥武蔵と変わらない。彩の乏しい季節だから広葉樹林にこだわる理由はないし、日焼けせずに済むと思えば植林地歩きも悪くない。

欲張ってできるだけ多くの山域を巡るべく、当初案では高水山から上成木に下った後に小沢峠に上がり、県境を辿って黒山を経由して権次入峠で折り返し、再び岩茸石山と高水山を経由して軍畑駅に下るつもりだった。

御嶽駅で降りた客は皆、御嶽山に向かうようで、線路の北側に向かったハイカーは自分一人。取り付きは奥多摩でお決まりの植林斜面をダラダラ登る。惣岳山に記憶に残っているのは「しめつりの御神木」だけ。

惣岳山に向かう途上にある「しめつりの御神木」
惣岳山の青渭(あおい)神社


惣岳山から岩茸石山に向かう途上、唯一視界の開ける場所がある。

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惣岳山から岩茸石山に向かう途上で見た御岳山、大岳山、御前山


帰りに再び岩茸石山を通過する予定であるので、山頂に立ち寄らず巻き道利用で高水山方面に向かった。こちらは落葉広葉樹が残されていて雰囲気が良い。黒っぽい大型獣が斜面を駆け下っていくのが見えたが、時期・場所的にカモシカだろうな。

高水山方面から来るハイカーがポツポツと現れるようになった。

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高水山の常福寺


常福寺まで車道が上がってきている。参道の降口が判らずしばしウロウロ。雰囲気の良い参道を下って上成木地区(現在は成木(七))に抜けた。

ここまでは順調であったのだが、地図を見ずに上成木地区の市道を西進して、小沢峠に上がる道を見過ごし、林道・常盤線に入ってしまった。なんか変だなと思いつつも、道なりに行けば小沢峠に至ると思い込んでいたもので地図を取り出さずにそのまま進行。誤りに気付いた頃には既に林道奥深く入り込んでいたし、長く舗装路を歩いて足裏が痛むので、いまさらやり直す気にはなれない。このまま進んで林道奥から尾根に上がるしかあるまい。ルートがグジャグジャで美しくないし、訪問できない場所が残ることになり、甚だ面白くない。

林道が折れ曲がって高度を上げる場所(標高580m辺り)で林道を離れ、植林斜面を登って東京都と埼玉県の境界尾根に上がった。大勢のハイカーと遇いたくないので人気の棒ノ折山(棒ノ峰、2011年に2回訪問済み。)には行かず権次入峠から折り返すつもりであったが、権次入峠に向かう途上で団体客と遭遇してしまい気分がプッツン。もうどうでも良くなった。口直しに少し足を伸ばして棒ノ折山を再訪。尾根道は歩くのに支障となっていた土留めの丸太が全て取り払われて通行禁止となっていた。今後再整備すると思われる。横に新しい踏み跡ができているのだが、丸太が無い分歩き易くなった通行禁止区間を歩く連中が多い。

棒ノ折山山頂(いつもハイカーがいっぱい。)
棒ノ折山山頂から見る有間山方面


黒山〜小沢峠の埼玉県境を歩く目的で後日再訪する気にはならないだろうと思い、帰りは岩茸石山に向かわず小沢峠に下った。という訳で、岩茸石山山頂は未訪問のまま。

小沢峠
       


山野・史跡探訪の備忘録