川桁山の雪稜

年月日: 2015年3月22日(日)

行程: 川桁の実家(8時過ぎ)〜1,121m鞍部〜川桁山山頂〜小田峠〜実家に帰着(14時頃)

5か月振りに取得した有給の全日休暇を利用して帰省。山登りするつもりではなかったのだが、たまたま天気が好かったもので、長靴とかんじきを借りてテクテク。過去に登った最も早い時期は4月初旬で、それも雪の少なかった2007年のことだ。3月は残雪期と言うにはまだ早い。現地の雪の状況を見てコースを判断した結果、2007年時の行程の逆回りとなった。

川桁山、東中学校前
川桁山(8時半頃、東中学校前から)


林道に残る雪に締りが無いため、最初からかんじきのお世話になりっぱなし。

観音寺林道、積雪
林道の積雪状態
観音寺林道、雪崩
毎年雪崩が発生する場所


出発時刻が遅く気温が高めであったことが原因で山上の雪の締まり具合はいまひとつであったが、スパイク無しの長靴+かんじきの組み合わせにはぴったり。

川桁山稜線・標高1300m
標高1300mの肩にて
川桁山頂と1372中央ピーク
南ピークから見る1372中央ピーク(右)と川桁山頂
画像
中央ピークと山頂の間の稜線に発達する雪庇


小田峠からくる夏道が裏側稜線に上がる場所にも巨大な雪庇が張り出しており、この時期は使えない。

川桁山、安達太良山、大滝山、天狗角力取山
川桁山中央ピークから(川桁山、安達太良山、大滝山、天狗角力取山)


猪苗代盆地を俯瞰
川桁山山頂から猪苗代盆地を俯瞰)


帰りは雪庇の無い中央ピークから谷筋を小田峠まで150m、小田峠最低鞍部からさらに70mをシリセードで一気に降下。

山頂には同日に西側から往復した1名の足跡があった。林道には数日前に天狗角力取山に往復した1名分の足跡が残っていた。22日夜から降雨、23日は終日降雪したため、山頂は再び無垢な状態に戻ったことであろう。

山野・史跡探訪の備忘録