県民の森ウロウロ・赤滝見物(2009年10月)

年月日: 2009年10月17日(土)

行程: −

デジカメを所持していなかったため写真無し。

関連記録: 2013/04/28 高原山中腹(矢板市内)ウロウロ

大倉川遡行以降、左膝に軽く痛みを感じる。遡行直後に山登りしても特に異常はなかったし、遡行中に捻った覚えもない。 長い距離を歩くと痛み出し、休むと消える繰り返しなので、骨そのものには異常はないと思われる。安静にしていればすぐに治るのかもしれないが、通勤や私用でなんだかんだと歩かざるを得ないので2週経っても治る気配が無い。そんな訳で山歩きの予定は無いが、車検の為今週も栃木に戻った

車検はスムーズに午前中で完了。陽射しがあってなかなか良い天気なので高原山へ紅葉の進み具合を見に行った。高原山の紅葉の見所は広葉樹林に点在する残り紅葉が晩秋の柔らかい陽射しに映える様にあると思う。例年見頃は10月下旬から11月上旬である。この類の雰囲気を愛でる感性の無い人にとっては刺激の無い退屈な場所でしかないだろう。林道沿いにざっと視察した限りでは、今の段階で断定はできないが、少雨による乾燥と台風18号による葉の痛みで今年の紅葉は昨年に較べて見劣りするように思う

尚仁沢方面から県民の森に向かい、育樹祭会場、少年自然の家跡を経由して下塩原矢板線に抜けようとしたら、通行止め。七尋沢沿いに下って枝持沢に抜ける際に林道沿いにマタタビを見つけて大量収穫。虫瘤が出来て紡錘形の果実にならないことが多いのだが、今年はどこでも大量に実っている。近縁種のキウイやサルナシに較べて香りも食味も劣るため生食には向かない。持ち帰って薬用酒にした。なお、完熟していないマタタビはエグイことこの上無い。

植樹祭会場跡から下って林道赤滝線に進入し、中川右岸沿いに進むと赤滝らしき場所に至った。県民の森は植林地帯に迷路のように林道が走っており、これまで入り込んだことがなく、赤滝も見たことがなかった。足に不安を抱えているので恐る恐る滝見物。ガードレールが途切れる場所から下る階段有り。

雪田爺さんの掲示板の情報通り、赤い火山灰層が特徴で、東トンボ沢最上流の滝とよく似ている。左岸側に赤い鳥居があり、その上方の張り出した大岩の下に神様が祀られている。木祠は昭和59年に建立したもの。木祠の後ろ側に陶製の祠があり、蛇神様が並ぶ。破損した過去のご神体も幾つかまとめて置かれている。大岩はいつ崩れてもおかしくないような気がする。怖いのですぐに退散。左側の別の岩下には剣を持った強面の像(不動明王かな?)も祀ってある。

中川上流側に進んで下塩原矢板線に抜け、矢板に下る前に天沼川を横断して沢入沢奥に向かう未舗装林道を少しだけ歩いてみた。ここにもマタタビがたくさん実っていたが必要量は既に確保してあるので収穫せず。他にはアブラムシがどっさり詰まった大きな虫瘤とキノコ群落が目に付いた程度。

山野・史跡探訪の備忘録